インフォメーション
9/7〜9に東京ビッグサイトで開催される「ギフトショー」に出展することが決定しました!
つきましては、今月・来月とその準備のため急遽お休みさせていただくことが増えることが予想されます。
盆栽関係の皆様におかれましては、ご来店の際には園主にお電話していただくか、こちらまでお問い合わせいただければ安心かと思います。
カフェのみのお客様には、当サイト内カレンダーをご確認いただければ幸いです。
お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。
アップが遅くなり申し訳ございませんが、7/27(水)〜29(金)は臨時休業させていただきます。
よろしくお願いいたします。
*小品盆栽とは、樹高(鉢上から樹冠部頭までの高さ)が20㎝以下の盆栽のこと
夏場の作業
①松(赤松・黒松)の芽切り
芽切りとは?:新芽を切って二番目を吹かせること
二番目を吹かせる目的:芽数を増やす、葉の長さの調整をする
一本の樹の中でも樹勢が強い部分と弱い部分があるため、強い葉は伸びも早く、弱い葉は伸びが遅い。結果的に葉の長さもマチマチな樹になってしまいます。休眠期に入るとその年の成長が止まりますから、その前にタイミングを調整しながら芽切りを行っていくことで、全体的に葉の長さが整った美しい松に仕上がるそうです。
”夏場の水遣り②”に書いた「葉水」と合わせて行うことで、より効果的な葉の調整ができます。
最初は何度聞いても???でしたが、実際にやってみてようやく何となく分かってきた気がします。芽切りは目に見えて作業結果がわかるので、私は結構好きです!とはいえ、一度切ってしまったら元には戻らないので、慎重になり過ぎて切れなかったりドキドキしながら作業するのも事実です。
説明を受けながら手を動かしてみると納得できますから、盆栽教室で体験してみることもおすすめです。秋からは当園でも教室スタート予定ですので(年間クラスの他、単発体験コースも実施予定)気になった方はインフォメーションを時々覗いてみてくださいね(^^)
前回、夏場の水遣りについて少し書きましたが、本日園主から幾つか聞いたことを書きたいと思います。ご参考まで
通常は土だけに水を遣るのですが、夏場は葉水(葉に水をかけること)もすることで、
①「葉の温度を下げる」
②「害虫などを洗い流す」
そしてここがポイントなのですが、黒松・赤松に関しては
③「葉の成長を促す」効果があるそうです。
小さい鉢の子たちには必然的に水がかかってしまうのですが、大きな鉢の子たちには、葉に水をかけることで、樹の下枝の成長が少ない
部分にだけ葉水したり、と樹の全体像を見ながら(今後の成長を想像しながら)葉水していくことが大切だそうです。
「水遣り3年」と言われる由縁ですね〜
高山植物のチシマギキョウが咲きました。その名の通り、北の大地「千島列島」の色丹島で大正年間に採取されたものの子孫なのだとか・・・小さな花木の中に悠久の時を想像させる不思議な力を持つ1鉢です。
この千島桔梗は未だ売り物ではありませんが、お披露目させていただきました!