インフォメーション

2022-07-19 10:56:00

*小品盆栽とは、樹高(鉢上から樹冠部頭までの高さ)が20㎝以下の盆栽のこと

 

夏場の作業 

①松(赤松・黒松)の芽切り

芽切りとは?:新芽を切って二番目を吹かせること

二番目を吹かせる目的:芽数を増やす、葉の長さの調整をする

 

一本の樹の中でも樹勢が強い部分と弱い部分があるため、強い葉は伸びも早く、弱い葉は伸びが遅い。結果的に葉の長さもマチマチな樹になってしまいます。休眠期に入るとその年の成長が止まりますから、その前にタイミングを調整しながら芽切りを行っていくことで、全体的に葉の長さが整った美しい松に仕上がるそうです。

 

”夏場の水遣り②”に書いた「葉水」と合わせて行うことで、より効果的な葉の調整ができます。

 

最初は何度聞いても???でしたが、実際にやってみてようやく何となく分かってきた気がします。芽切りは目に見えて作業結果がわかるので、私は結構好きです!とはいえ、一度切ってしまったら元には戻らないので、慎重になり過ぎて切れなかったりドキドキしながら作業するのも事実です。

説明を受けながら手を動かしてみると納得できますから、盆栽教室で体験してみることもおすすめです。秋からは当園でも教室スタート予定ですので(年間クラスの他、単発体験コースも実施予定)気になった方はインフォメーションを時々覗いてみてくださいね(^^)