「松」の知られざる魅力とパワー✨Matsu Story✨
松物語〜Matsu Story〜
「大阪・関西万博 兵庫県フィールドパビリオン認定盆栽園発」美と健康を意識した松体験
「盆栽の敷居を低くして、もっと多くの方にその素晴らしさを体験して欲しい」そんな願いから盆栽園で松葉茶を出し始めたことが「松カフェ」誕生のきっかけでした。 以来、松の魅力やパワーを知れば知るほど多くの方にお伝えしたいとの想いが膨らみ、気軽に松体験をしていただきやすい商品が少しずつ増えていきました。
盆栽の代表樹「松」、高砂市の市木「松」、そして知られざる食物としての魅力を持つ「松」のこと、
少しでも知っていただけたら嬉しいです🌲
捨てるところがない木=松
【栄養素】松の葉・味・樹皮抽出物:葉緑素、ビタミン A、C、K、鉄、リン、多種類のアミノ酸や必須アミノ酸等が含まれ、栄養豊富な食物であることはあまり知られていません。
日本では戦国時代から江戸時代にかけては特に非常食や保存食として普通に認知されていたようです。
お城に必ず松が植えてあるのも、景観のためだけでなく飢饉や籠城時に備えて徳川将軍が植えさせたそうですね!(NHKでも放映されていました)
中国では昔から仙人が食べる「仙人食」と呼ばれたり、不老長寿の薬膳の食べ物として古い漢方書に記されていると聞きます。
西洋では古代ギリシャ時代から「再生・回復」の象徴で、松脂(松ヤニ)は医療用、香りはアロマテラピーに使用され、現代でもまっず〜い松のグミを健康のために食すヨーロッパ人が結構いる!と駐在経験がある方が教えてくださいました。
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葉は豊富なビタミンやアミノ酸を含むため、古くから民間療法としてお茶や薬酒としても利用されてきたとのこと。疲れた時は松葉を足のくるぶしに貼ったり(痛く無い角度で)、熱冷ましにおでこや喉に貼ったり(これも痛く無いように安全に)していたと、80〜90代のお客様が「私が小さい頃、おばあちゃんにそう教わった」というコメントも聞きました。修験道の修行を10年間されたお客様は『「山で水も食べ物もない時は松を噛んでしのげ」と教わるんだ』と教えてくださいました。
実は松ぼっくりの中に潜んでいる胚乳部分で、松かさの内側に付いています。脂質、タンパク質、ビタミンが豊富で味もほのかに甘くて香ばしさもあり、私も大好きです!最近では高級スーパーやお菓子材料を扱うお店でしか見かけなくなり寂しい限りです・・・現在日本で流通している松の実は主に中国や朝鮮ゴヨウ(五葉松)の実を輸入しているものがほとんどのようです。天照大神が常食されていたという神話の一説もある松の実、もっと身近に手軽に食べられれば良いのになあ〜・・・
赤松の樹皮の内側(白い甘皮)は、剥いで煮てお餅に練り込んだものも今でも食されています。
これは秋田の山間部(由利本庄市内)の伝統的郷土菓子「松皮餅」というもので、私も弟が秋田出張の際に買ってきてくれて初めていただきましたが、食べやすい美味しいお餅でした。松感は正直あまり感じなかったのですが、お餅の色が薄茶色っぽく松の皮を感じさせるとても珍しい、そして素晴らしい伝統食でした!
直売所)「ほっといん鳥海」TEL 0184-59-2022
松そのものではないですが、赤松の下に生える松茸は、平安時代に貴族が紅葉狩りのように季節の行事として摂って楽しんでいたそうです。このように古くから健康や美容食品として食べられていた松。
世界には約130種類あるそうですので中には毒性がある樹種もありますが、日本で一般的に見かける赤松・黒松・五葉松・大王松などは普通に食せますのでお試しあれ!
(食用として一般的に流通しているのはほぼ赤松(女松とも言います)で、当店で販売している松葉茶も赤松の葉のお茶です。黒松(男松とも言います)より葉も柔らかく味も優しめです。黒松より若干酸味が立ちますが、松の葉の形からイメージするような毒々しさはなく、カフェインレスのあっさりした味です。
ただし、体質によってはアレルギーや胃腸が弱い方は消化器系の刺激に注意が必要とも聞きますが、胃腸弱めの私はいたって大丈夫なのはお伝えしておきます。
また吸着する性質があるようなので、排ガスが多い場所の松だとちょっと心配、とか、松食い虫などの予防として薬をかけている松もありますので、すべてご自身の判断でお願いします。
【成分】
●ポリフェノール(ピクノジェノール他)
●テルペン類(αピネン)
●不飽和脂肪酸
●ビタミンE
●クロロフィル
●ミネラル
●フィトンチッド など
【浄化】
盆栽の世界でも松は樹格(木の格)が高い木と言われ、主木(盆栽を複数の木で展示する際のメインの木)になる木です。日本では「神様が降りてくる木」とも言われ、常緑樹で常に葉があることから長寿の象徴としても尊ばれてきました。松が放つ芳香成分で有害な微生物から身を守り、消臭脱臭の力を発揮します。
日本では古くから虫除けや魔除けともされてきたことも納得です。
現存する日本最古の歴史書である「古事記」にも松にまつわる話が登場します。天の岩戸で神様方が松明(たいまつ)を灯しましたが、火を灯す木=神事に欠かせない存在、ということだったようです。また、神社の神楽で「榊」の代用品として神事に松が使われることもあるなど、松の持つ神聖なエネルギーやパワーに古くから日本人は気付いていたようですね。今はその情報が広く伝承されていませんが・・・
東京で司会者として長年生きてきた私が、思ってもいなかった経緯で高砂の地で松カフェを始めましたが、お陰で日本の知られざる宝物をまた一つ知ることができました。お客様に教わることが殆どで聞き学が多いため文献的な落とし込みがもっと必要かもしれませんが、高砂、東京など、場所が違えど聞き学する内容は共通していて、しかも点が線になる内容なので日本人の叡智を知る機会をいただけてありがたいな!!と感じることばかりです。
まだまだお伝えしきれない未知なる松のパワーですが、機会があればどんなアプローチでも良いので松を楽しんでいただき、日々の中でより自然を感じてリラックスできる幸せな瞬間が増えることを願っております。
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【松竹梅は人間の健康を得る最短距離の植物。血液をきれいにする松(血)、リンパ液をきれいにする竹(水)、胃腸を丈夫にする梅(結果的に気)で、この3つを取り合わせ体の気血水の流れを円滑にし、健康を得ようとしたもの。••• 「食べる薬草事典」農文協 村上光太郎著】
【松おせよ・・・「日月神示」岡本天明】
【松は万能!日本人に最もゆかりの深い松の中に、自然治癒力を高め、健康長寿を授けてくれるエキスがふんだんに入っている!•••「松葉健康法」高嶋雄三郎著】
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松カフェ店主 長谷川美佳
〜日本小品盆栽協同組合 研修修了〜
